【安価・コンマ 】ロボットのパイロットとして生きる【オリジナル】
1- 20
917:名無しNIPPER[saga]
2022/02/10(木) 22:08:22.22 ID:coQGl7gU0
89 イヴ−1

爆発の衝撃が両者を襲う中、イヴは舌打ちをした。

(やられた...爆発の寸前で位置を入れ替えて盾にされた!)

爆風によって壁面に打ち付けられたヘルミラーだったが、すぐに立ち上がりADMの姿を探す。
一方で当のADMは爆煙の中、地面に倒れたままだった。

「いない。どこに...!」

周囲を見渡しながらイヴはロケットの残弾を確認する。

(まだ余裕はある。ロケットで圧倒すればADMは...!)

そう考えていたイヴの視界にあるものが写った。

それはRLTHがアトラスに向けてメガレーザーランチャーを放とうとしている姿だった。

RLTHのレーザーは規格外の威力を備えている。通常のPEMなら一瞬で溶けて消えるほどだ。幾らアトラスの装甲が厚いとはいえ、流石にそれだけの威力のレーザーを喰らい続けたら、機体はもたないだろう。

そのことをイヴは直感で感じ取った。その後の行動は素早い。RLTHにロケットを放ち、クローで仕留めに向かう。

そしてようやく爆煙が晴れ、視界が明瞭になったカズミもその光景を捉えていた。

(今だ!実力で劣る私がここを逃すわけにはいかない!)

ヘルミラーとロケットの接近に気づいたRLTHがそちらに向けてメガレーザーランチャーを放つ。

それによりロケットは全て撃墜されたが、ヘルミラーだけはレーザーを避けきって、クローが届く距離までRLTHに接近していた。

そしてクローが振り上げられたその時、側面から飛来した一条の光がヘルミラーを射抜いた。

↓1
01〜60 イヴ死亡
61〜 イヴ負傷

今日はここまで。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
957Res/497.97 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice