【安価・コンマ 】ロボットのパイロットとして生きる【オリジナル】
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865:名無しNIPPER[saga]
2022/02/05(土) 18:58:25.09 ID:6C0JGgcL0
10+5=15 カズミ−1

シュヴァリエルージュは距離をとって体勢を整えようとしたのか、フライングボードを起動すると上空へと移動した。ADMもそれに追随するように飛翔する。

「は、速い...」

ガザレムの秘密兵器ということもありシュヴァリエルージュの素早さは、ヘルミラーを除いて、これまでにカズミが遭遇したPEMの中でも突出していた。

「だけど!」

とはいえ流石にADMの速度には劣り、カズミは敵機の背後に張り付いた。

ADMのライフルから放たれたレーザーが紅い騎士を追いたてる。そしてカズミの思惑通りに誘導されたシュヴァリエルージュに背後からレーザーが迫った。

するとシュヴァリエルージュは振り返って、レーザーを正面から受け止めた。

「効いてない!?」

「ふっ...」

カズミの動揺とは裏腹にガザレム軍のパイロットは落ち着いた表情をしていた。

シュヴァリエルージュはバウエル・インダストリから流出した技術者の協力により、エネルギー兵器に対して高い防御性能を誇る。
それに加えてパイロットは精緻な操縦により、正面の最も装甲が厚い部分で攻撃を受ける事で被害を最小限に抑えたのだ。

「反撃の時間だ...!」

そう独りごちたパイロットはビームマシンガンの狙いをADMに定めた。

こちらに向かってくる光を見てカズミはすぐに回避行動を取ろうとしたが、あることに気づいた。

(背後に図書館!避ける訳には...)

被害が図書館に及ぶことを懸念したカズミは回避せず、こちらもレーザーを放つことで相殺を試みた。
しかし、撃ち漏らした1発がADMに直撃してしまった。

(近接→滑空→遠距離→近接...)
↓1 カズミ エース
1近接
2滑空
3遠距離

コンマ下1桁 敵 熟練
1〜3 近接
4〜6 遠距離
7〜9 滑空
0なら10の桁を参照、00ならもう一度


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