【安価・コンマ 】ロボットのパイロットとして生きる【オリジナル】
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名無しNIPPER
[saga]
2022/01/28(金) 22:12:25.98 ID:A6p/oEYU0
56 敵影なし
「周りにもPEMの姿はなしっ...と」
周囲の安全を確認し、カズミはアルトに連絡を入れる。
「もしもし、お姉ちゃん?国立図書館まで来たよ」
「分かった。外に...何の音だ?」
「音?」
疑問に思いながら耳を澄ますと、地面の方から何かの音が聞こえてくる。
「ゆ、揺れだした?」
地面の揺れと音は次第に大きくなり、やがて大きな衝撃が辺りを襲った。
「じ、地震?」
「いや、これは──」
アルトが言い終えるよりも早く、轟音が鳴り響いたかと思うと国立図書館の一部が崩落した。
「お姉ちゃん!?」
通信機越しに聞こえてくるのはただの雑音だけだ。
「一体何が...」
「何かいるよー」
エヴァが崩落した国立図書館の方を指さした。
カズミが目を凝らしていると、土煙の中からPEMが出てきた。
「な、何アレ!?あ、アダム...って、今は停止してるんだった」
煙の中から現れたのは、まるで紅い鎧を身に纏った騎士のような風貌のPEMだった。その立ち姿は返り血を浴びた様で、見る者を畏怖させる。
そしてさらにその背後からは六角形に似たフォルムに砲身の長いキャノンが特徴的な白いPEMが現れた。
「あれは特務機関の資料で見た!確か...ヘキサ。ガザレムの砲兵部隊が使ってるPEMの筈...って事はあれはガザレムの部隊!?」
どうして、どうやってここに。そんな疑問が尽きないが、それよりも姉の安否がカズミには気掛かりだった。
すると真紅のPEMと目があった。
「攻撃して...くる?」
ADMの姿を認めると、紅いPEMはヒートランスを構えた。
「やっぱり、やるしかないか!」
↓1 腕前は?
01〜70 熟練
71〜90 エース
91〜 エースオブエース
今日はここまで。
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