【安価・コンマ 】ロボットのパイロットとして生きる【オリジナル】
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名無しNIPPER
[saga]
2022/01/11(火) 21:12:27.11 ID:mWcnGKE40
62 見逃してくれた
「...そっか。なら、僕を停止するんだ」
アダムの思わぬ言葉にカズミは面食らう。
「え?」
「もしこの機体が特務機関の意思に反して起動された場合、僕はその位置情報や日時を常時報告するようにプログラムされている。だから...カズミがエヴァを守りたいなら僕を停止するんだ」
「わ、わかったよ。それじゃあ、いつか、特務機関とのゴタゴタが終わったらまた起動してあげるね」
「うん。さあ、これを押せばいいよ」
カズミはアダムに言われたボタンに手を伸ばす。
そしてアダムはコックピット内のカメラを通して、カズミとエヴァの姿を記録に焼きつけていた。なぜなら、この場合の"停止"とはアダムの削除を意味していたからだ。
本来ならカズミとエヴァだろうと許可のない搭乗があれば上述したものに加え、操縦のコントロールがすぐに停止されるはずだった。だがアダムは自らのプログラムに抗った。2人に情を抱いていたのだ。
(これだからAIに人格を持たせるべきじゃないんだよ)
「じゃあ2人とも、元気でね」
そんなアダムの呟きと同時にカズミはボタンを押し終えた。
「...アダム?」
何とも言えない胸のざわつきを感じたが、それはエヴァによって遮られた。
「はやくいったほうがいいんじゃないのー?」
「だ、だね。こっからはスピード勝負だ、行こう!」
↓1 基地に居たのは?
01〜30 バーネット
31〜60 オルデンリッジ
61〜90 ガルー
91〜 シエラ=レオネ
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