【安価・コンマ 】ロボットのパイロットとして生きる【オリジナル】
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名無しNIPPER
[saga]
2022/01/06(木) 19:18:26.64 ID:IAxiRtZs0
目が覚めたとき、カズミはエヴァと共にカナアンの留置所に入れられていた。すぐに尋問室へと連れていかれ、所属や目的をカナアンの軍人に詰問された。
尋問室で飲まず食わすの状況で長時間拘束されたが、カズミが口を開かないでいるとやがて独房へと戻された。
そして寝て起きると尋問という日々を暫く過ごしていた。次第に拘束時間や尋問の方法が過激になっていく中、カズミは憔悴しきっていた。
「...」
その日も手酷い尋問を受けたカズミは床に座り込み、壁にもたれていた。
「お姉ちゃん...だいじょうぶ?」
エヴァがカズミの顔を覗き込む。
「ハハハ...へっちゃらだよ」
口ではそう言ったが、カズミの顔に笑顔は無かった。
「きっと...だい、ハァ...だいじょうぶ、だよ」
そう言うと突然エヴァが地面に倒れ込んだ。
「エヴァ!?」
先程までの疲れを忘れたかのようにカズミはエヴァに駆け寄る。
「酷い熱...!いつから!?」
「え...と、この国に...きてから、だよ」
エヴァは息も絶え絶えに返事した。
「な、なんでもっと早く言わなかったの!」
「だって、お姉ちゃんを、ふあんに...させたくなかった」
エヴァは笑顔でそう言った。
「くっ...!」
エヴァの異変に気がつくことができなかった自分に苛立ち、強く唇を噛む。
この熱はまずい、そう感じたカズミは看守を呼ぼうとする。
「誰か!エヴァが──」
しかしその声は爆発音で掻き消された。
「何!?」
するとカズミ達のいる独房の扉とは反対側の壁が音を立てて崩れた。
そこに現れたのは──
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01〜90 ヘルミラー
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