【安価・コンマ 】ロボットのパイロットとして生きる【オリジナル】
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779:名無しNIPPER[saga]
2022/01/03(月) 20:17:58.49 ID:hrO/68gH0
03 撃破された

カズミは破損状況を確認しながら一度後退する。

「動力系は無事、だけどセンサーとカメラに不具合!」

やむを得ず、カズミは肉眼で視界を確保するためにコックピットのハッチを開ける。

「かなり危険だけどこうするしかない!」

そう言いながらカズミはオルデンリッジの方に視線をやる。
オルデンリッジは未だカマエルと格闘中のようだ。

それを確認して視線を正面に戻すと、相手が動き始めていた。

バルカン砲を放ちながらカマエルはこちらに走ってくる。すかさずフライングボードを構えて鉛弾を防ぐカズミ。

「見えない...けど!」

普段であればフライングボードを構えても頭部のモニターで状況を確認できるが、今の状況ではそれも叶わない。
しかしカズミはこれまでの経験と直感から接近する相手の位置を想定、ビームサーベルで薙ぎ払った。

「やった!」

見事、攻撃はブレードを持ったカマエルの右腕を切り落とした。
が、しかし。そこでカマエルは止まらなかった。カズミのスクエアに接近すると残りの左腕と両脚でしがみついたのだ。

「な、なに!?」

カマエルのエンジン部分から火花が走るような、不吉な音が聞こえ始めた。

「カズミ!?」

オルデンリッジは自らが相対するカマエルを斬り伏せるとカズミの方へと走る

↓1
01〜50 間に合わなかった
51〜 間に合った


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