【安価・コンマ 】ロボットのパイロットとして生きる【オリジナル】
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67:名無しNIPPER[saga]
2021/10/09(土) 20:23:50.14 ID:aP1snpjV0
2従う

「大丈夫?」

けれど、そう声をかけてきたエヴァの顔を見てカズミは自分が何をすべきか理解した。

うだうだ考えても何の役にも立たない。街の状況も気になるけど、今最も優先すべきなのはエヴァの安全を確保すること。

「うん。大丈夫だよ」

カズミの言葉を聞いてエヴァは微笑んだ。

カズミは先ほどの命令に従って港に機体を着陸させた。それに伴って彼女を包囲していた分隊も陣形を保ったまま素早く降り立った。

「それにしても...」

このPEMの分隊はかなり妙だ。所属を示すステッカーやペイントがなされていないことから少なくとも軍属ではない。しかし民間機であってもPEMには視認が容易な位置に登録番号を記載しておくことが義務付けられている。にもかかわらずこの分隊の機体にはそれらが見られない。

「となると相手は素性を知られたくないってことだよね...やっぱりテロリスト?でもそれにしては練度が高い気が...」

「コックピットを開けてワイヤーを下ろせ」

カズミは独り言をやめて指示に従った。

ケーブルと共に昇ってきたのはこれまた黒色のパイロットスーツとヘルメットを付けた人物だった。

「私は──」

自らの階級と所属を述べようとしたカズミだったが、言い終える前に拳銃で頭を殴打され気を失った。


脳内に響くような頭部の痛みと共にカズミは目を覚ました。取調室のような部屋の中で、両手両足を縛られた状態で椅子に座らされているようだ。

「私...」

すると正面の扉から1人の人物が入ってきた。

この謎の組織の長官を決めます。
↓3までで1番コンマの値が高いものを採用
名前と性別と年齢、特徴や性格をお願いします。



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