【安価・コンマ 】ロボットのパイロットとして生きる【オリジナル】
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名無しNIPPER
[saga]
2021/12/08(水) 20:35:22.77 ID:YlTd32wT0
コンマ96 得意
カズミは腕を組むと胸を張り、自慢げな顔で答えた。
「よくぞ聞いてくれました!実は私、スキーはスッゴイ得意なんです!」
「へ〜、なら腕前を見せてもらうとするか!」
「はい!ただその前にエヴァにやり方を教えてあげないと」
「だな!俺も付き合うぜ」
「じゃあしゅっぱ〜つ!」
という訳でエヴァの為にひとまず、緩い傾斜のゲレンデで3人は滑る事にした。
「おもってたよりむずかしい...」
何回か転んで雪まみれになったエヴァはムスッとしている。
「そのうち慣れるよ!」
「安心しろエヴァ、転ぶ度に上手くなってるぜ!」
「ほんと〜?」
「おう!」
「...ならもうすこしがんばる」
その後暫くするとエヴァは普通に滑れるようにはなった。
やがてより傾斜のキツイところを滑りたいと言い出したので、3人は場所を変えた。
「じゃあ一緒に行こうね。危ないと思ったら周りをよく見て止まるんだよ」
「はーい」
「じゃあ行こう!」
カズミは難なくスルスルと滑っていくエヴァに後ろからついて行く。
そして特にコケることもなく2人は滑り終えた。
「上達したね、エヴァ!」
「うん!...あっ、ガルーがくるよ!」
するとガルーは時折トリックを織り交ぜながら華麗に滑り降りてきた。
「ガルーすごいね!」
「これは私も負けてられないです!」
「ハハハ!じゃあ次は俺がエヴァに付き添うから、カズミも好きに滑れよ!」
その後は半ばカズミとガルーのスキー勝負の様相を呈し始めた。
先行するエヴァを見守りながら2人はトリックのフォームやら難易度やらで競い始めたのである。
「って〜!」
ガルーがトリックに失敗し、思い切り転倒した。
カズミは尻餅をついたガルーの側に行くと手を差し出した。
「大丈夫ですか?」
ガルーは満面の笑みで差し出された手を取った。その笑顔はその日1番の表情だった。
「ああ!」
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