【安価・コンマ 】ロボットのパイロットとして生きる【オリジナル】
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605:名無しNIPPER[saga]
2021/11/30(火) 21:11:57.03 ID:JpAFg2h60
コンマ14 ケヴィン死亡

ADMが繰り出したパンチはコックピットに直撃こそしなかったが、胴体を貫通する様に命中した。

ADMが腕を引き抜くと同時に火花が散り始め、回路が音を立てて壊れ始めた。

(いいや、それでも俺のやってきた事は間違ってなんかいない)

死の間際にもかかわらずケヴィンは穏やかな表情をしていた。

(白騎士、お前がいくら足掻こうと俺たちの正義は止められない。カスケードさんやライさん、それにイヴとゼウスさん達がきっと──)

くぐもった爆発音と共にカタラ、そしてケヴィンは姿を消した。

「おお、一時はどうなるかと思ったがなかなかやるんだな、アンタ」

「...ああ」

「大丈夫、お姉ちゃん?」

声にいつもの調子が見られないカズミを心配してエヴァが声をかける。

カズミは胸のどこかに妙な違和感を覚えたが、それを押し殺す様に大丈夫だと返事した。

「とにかくさっさと海から出ないか?」

アルトに急かされる形でカズミは海面を目指し始めた。

追手に追いつかれることもなく、カズミ達は何とか海から出ることができた。
だがどうやらちょうど嵐が直撃しているようで、海上は大きく荒れていた。

「これじゃ迎えは来ないんじゃないか?どうするんだ、アンタ達」

「...アダム、通信は?」

「駄目だよ。嵐の影響か、繋がらない」

(これ以上は燃料が持たない...。それに慣れない海中での連戦で体力も...)

どうするべきかカズミが考えていると、海中から何かが現れた。

「ウソ...」

それは今最も会ってはいけない存在、ヘルミラーだった。

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01〜70 被弾した
71〜 何とかかわした


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