【安価・コンマ 】ロボットのパイロットとして生きる【オリジナル】
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543:名無しNIPPER[saga]
2021/11/20(土) 21:32:02.44 ID:cJlSlNkm0
>>541
投げられた案は出来るだけ採用したいと思っちゃうんですよね。でも確かにその通りなので、以後は募集してない時に投げられたものは採用しないと、宣言しておきます。

「ふー、さっぱりした!」

訓練でかいた汗を流し終えたカズミは自室のベッドに腰掛けながら、ジュースを口に運んだ。

「運動の後はジュースではなくスポーツドリンクを推奨します。失った水分やミネラルの補給を行うべきです」

「ななな、なにっ!?」

突然部屋に響いた声に驚いたカズミは思わずジュースをこぼしそうになったが、何とか落とさずに済んだ。

「ワタシはリリスと申します」

「リリス?確か長官のPEMに搭載されたAIだよね?」

「はい」

「えと...何のようですか?」

「先日、アダムと長官の間でかわされた話の中に気になる点がありました」

「はぁ...」

「アダムから何か嫌がらせ等は受けていませんか?」

「アダムから?」

全く予想していない名前が出てきて、カズミは少し面食らった。

「ああ、言い忘れていました。"性的"なものです」

カズミは思わず飲んでいたジュースを口から吐き出しそうになった。

確かにアダムの性的な言動は思い当たる節があるが、そこまで酷くもないのでカズミは気にしていなかった。

「えーと、まあ、ありますけど、嫌がらせってほどじゃあ...」

「やはり、ありましたか。さすが欠陥だらけのド変態AIですね」

「い、言いすぎじゃ〜?」

「いえ、アダムはどうしようもない低脳です。彼にはワタシからキツく言い付けておきます。以後は安心してください」

「え、えと──」

「それでは、さようなら」

「...えーと、何だったんだろう?」

嵐のように現れては去っていったAIに、カズミは困惑せざるを得なかった。

↓1 リリスの好感度
01〜20 1
21〜40 2
41〜60 3
61〜80 4
81〜 5


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