【安価・コンマ 】ロボットのパイロットとして生きる【オリジナル】
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335:名無しNIPPER[saga]
2021/10/30(土) 22:20:38.73 ID:xDV0gLOg0
アブマットはADMを視認すると急いで突撃銃を構えて射撃した。

「これは...いける!」

カズミの言う通りアブマットのパイロットはPEMの操作に関しては完全に素人だった。それもそのはず、彼はガーディアンオブエデンの工作員であり、戦闘員ではなかった。

「くそっ、早すぎる!」

この襲撃の日、運の悪い事に、アジトの主力部隊は他に出払っており戦力不足だった。
それ故、過去に工業用のPEMを動かしたことがあるとの理由で止むなく戦闘に駆り出されていた。

ADMは素早く銃弾を避けると、アブマットをブレードの間合いにおさめた。

「はぁぁっ!」

素早く動体部分を一閃する。

「うっ、うわぁぁ!し、死にたくない!」

パイロットの悲痛な叫び声を無視するように、切断面がずれると同時にアブマットは爆発した。

「よし...」

ふとカズミの脳裏に記憶が蘇る。ガーディアンオブエデンも彼らなりの信念で戦っていた。...今の相手もそうだったのだろうか。

そんな事を考えていると数体のPEMがこちらに接近してきた。
先頭にいるのは見覚えのあるダートだ。

「後輩、無事だったか!」

「バーネット先輩!?」

「先日の失態を取り戻しにきた!先輩として、後輩を見捨てるなど認められんからな!」

その声はどことなく嬉しそうだった。

「ありがとうございます!」

「礼はいい!とにかく今はここから脱出するぞ!」

「はい!」

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