【安価・コンマ 】ロボットのパイロットとして生きる【オリジナル】
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228:名無しNIPPER[saga]
2021/10/20(水) 21:44:54.29 ID:Prl/DTUc0
1 バーネット

「さて、今日は諸君らに任務を与える」

「任務、ですか?」

「ああ。前回の模擬戦はADMのテストを行った。今回はエヴァに異変がないか確認したい」

バーネットはカズミの横に立つエヴァにチラリと視線をやった。

「なるほど。しかし長官殿、どのようにして?」

「うむ。丁度うってつけの命令が来たのだ。どうやらブルトニア共和国北西部の峡谷地帯に少量ながらメルクリウスが埋蔵している可能性があるらしい。それを我々に、つまりエヴァに探らせろとの命令が下された」

「そういえばエヴァはメルクリウスの場所がわかるんだよね?」

「うん」

「従ってエヴァの様子をみる事も兼ねてメルクリウスの埋蔵地の特定を行なってもらう。カズミとエヴァは当然現地に向かうとして、バーネット、貴様には調査班及び2人の指揮監督を執ってもらう」

「はっ」

「特に脅威はないと思われるが、念のため武器は持っていけ。現地付近の都市、ヴェーダンまでは車両で移動、その後は任せる」

「身分等はどうなっておりますか?」

「民間の地質学研究チームであることを証明する偽造書類は用意した。PEMもひとまず武装を外し、調査用の機体としている」

「了解しました」

「質問はないな?以上だ」

そう告げるとシエラ=レオネは部屋から出ていった。

「バーネット先輩、頑張りましょう!」

「ああ。だがそう気負うことはない、なにせ今回は簡単な調査のみだからな。とはいえ何かあればその都度私に聞くといい。では10分後に第二ハンガーで集合だ」

「分かりました!」

そうしてバーネットも部屋を出ていき、カズミとエヴァだけが残された。

「調査だけみたいだけど、具合が悪くなったら直ぐに言ってね?」

「うん。お姉ちゃんもね?」

「アハハハ、私は元気が取り柄だから大丈夫!」

23時ごろに再開します。


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