【安価・コンマ 】ロボットのパイロットとして生きる【オリジナル】
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207:名無しNIPPER[saga]
2021/10/18(月) 21:07:07.81 ID:NL+5aVpL0
3 ガルー

カズミはビデオルームで1人、先日の模擬戦の録画を見ていた。運良く3連勝できたとはいえ、まだまだ学ぶことは多い。

「うーん、やっぱりもう少し計画性が必要かな?」

「おっ、カズミ何やってんだ?」

振り返るとランニングウェアに身を包んだガルーが立っていた。

「ガルー先輩、模擬戦の振り返りをしていたんです」

「おー、流石だな。ま、俺はとっくに振り返り終わってるけどな!」

「あははは...ところで先輩はランニングですか?」

「ああ、パイロットには体力も必要だからな」

そういえば最近は体力トレーニングを行なっていなかったなとカズミは少し反省した。

「にしてもお前とADM、何というか...相性ぴったりって感じだったよな」

「そうですか?でも先輩こそナルカミの操縦、凄かったです」

カズミの言葉を聞いてガルーの表情が綻ぶ。

「そうか?そう言ってもらえると嬉しいぜ!何せナルカミは俺の相棒だからな!」

「相棒...ですか?」

「ああ!ここに配属された時、リストの中からメインで使う機体を選ばされたんだが、その時に一目でビビッと来たのがナルカミだったんだ」

「へぇ〜!それってどこがビビッときたんですか?」

「そうだなー、ナルカミの特徴ってその機動力だろ?俺はあんまりじっとしてるのが得意じゃなくてな、だから戦場でも動き回ることのできる所が気に入ったんだよ」

「確かにガルー先輩って落ち着きがないですよね!」

カズミは言い終えた後に自分の失礼な物言いに気がついた。

(やばっ、思ったことそのまま言っちゃった!)

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