【ダンガンロンパ 】俺「安価で今度こそコロシアイ学園生活を生き残る」part3
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215:名無しNIPPER[saga]
2021/10/03(日) 04:49:29.67 ID:R0m7UrRZ0
学級裁判場

モノクマ「ヒャッホー!不二咲千尋君を殺したクロは大和田紋土君なのでした!」

モノクマ「ちなみに、投票結果は満場一致ではありませんでした」

モノクマ「石丸君、自分に入れるなんて…でも多数決に救われましたね」

周りの生徒達「…。」

俺(大和田君は自分に入れて、石丸君も自分に入れてたのか…)

俺(俺達は誰一人声をあげられなかった…。これから、再び大和田君に起きる絶望を知っていたから…)

石丸「信じない…。僕は信じないぞ……僕は…」

大和田「すまねぇ……」

石丸「何故謝る!?」ガシッ

石丸「何故だ何故だ何故だ何故だ何故なんだぁっ!?何故そんな事をしたんだぁ!?」ポロポロ

大和田「ッ…!」ググッ

モノクマ「では黙秘権を発動した大和田君の代わりに、僕が説明しましょう」

モノクマ「ある少年が居ました。少年の名前は不二咲千尋君。彼は幼い頃から自分の弱さに極度のコンプレックスを抱えていました」

モノクマ「男の癖に…。幼い頃からそんな言葉を言われ続けた彼は、その弱さを克服する事ができず」

モノクマ「逆にその弱さの中に自分自身を隠して行きました。それが女性になりきる事。それが彼の選択した逃げ道でした」

モノクマ「それは不二咲君にとって絶対に周りに知られたく無い秘密でした」

モノクマ「もしそれを知られれば、彼は今まで以上に周りから攻めたてられるに違いありません。彼は激しく絶望する筈」

俺(そうか…。あの時ばら撒いた動機は俺や苗木君じゃなく、最初から不二咲さんを動かす為に…)

モノクマ「ですが、彼はウザい事に自分の秘密を暴かれるのをキッカケに、変わろうとしやがったのです」

モノクマ「今こそ、今だからこそ本当の自分に生まれ変わるんだ…強くなるんだ!と…」

モノクマ「そしてその日から不二咲さんはトレーニングを始めようとしたのです」

モノクマ「そして、そのトレーニングの協力相手に選んだのは」

大和田「…。」

大和田「…そうさ。不二咲はオレに秘密を打ち明けたんま」

モノクマ「漢の約束に拘る暴走族野郎。更に漢臭い大和田君は不二咲君が憧れる強い男の象徴でもあります」

大和田「ッ……」ギリッ


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