5: ◆expvOk10pw[saga]
2021/09/28(火) 13:16:12.38 ID:Eyx8O31T0
「やっべー、まさかこんなに遅くなるなんて」
学校の課題に想定以上に手こずり、気づけば日も暮れる頃
帰路に就く一人の男子高校生
「大体、ただでさえ勉強で忙しいってのに……よくわかんねえ儀式の勉強までやってられっかっての」
彼の母親は代々陰陽師の一族で、まだ幼い頃に漁師の父親と別居する際に母方の家に残って以来
祖父母から陰陽師の修行をつけられていたのだ
「早朝から海に出るのが嫌だったから、日中家で過ごせそうな方にしたのに」
「こんなことなら親父の方についてくんだったぜ…………」
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