941: ◆R39XEzWXr6[saga]
2023/07/09(日) 21:07:12.24 ID:JrDgam9Q0
メガネ(……とまぁ、一応先に確認してみたけど……結局指定するカードは変わらないな)
メガネ「『絶対〇すマン』の効果を発動! 後輩くんの『ストロングゼロ』を指定する!」カッ
後輩「……まぁ、そうだよね」
転校生「まぁ、そうだろうね」
宇宙人「まぁ、そうだろうな」
妹「まっ、そうだよね!」
男「……本当に分かってる?」
妹「おせーて」
男「いいか? 後輩の『ストロングゼロ』はかなり強力なカードなんだよ」
男「まずコスト1でパワーが6(『メタボ』の効果で1ずつ上がってる)その上エナジー+5ってスペックが桁違いなのは妹でも分かるだろ?」
妹「うん……でもその後酩酊して、出すカードを自分の意志で選べなくなるのはきつくない?」
男「それがきつくないんだな。今回の後輩の手札なら……『ストロングゼロ』自身に『魔剣メタボリック』と『ワン打法拳』……高パワーカードだらけだ。この内どれかが一回でも出れば……一発目の『ストゼロ』と合わせてメガネに耐える手段はない。」
男「『絶対〇すマン』以外にメガネが後輩を倒す手段は『つつく』のみ……」
妹「『つつく』は2コストだから一回使うのに3ターンかかって……3パワーだから最低でもそれを2回……」
男「合計6ターン、『溜め』と『防御』しか出ないっていうのは現実的な確率じゃない」
妹「だったら『絶対〇すマン』を連打して、対象のカードが出るのを待つとか……」
男「それでも、勝てる確率は1/3……どう足掻いても後輩の有利は変わらないってわけだ」
男「つまり! メガネにとっての最善は……」
メガネ「君に一度も『ストロングゼロ』を使わせない……!」クイッ
後輩「……ふーん?」
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