915: ◆R39XEzWXr6[saga]
2023/05/03(水) 23:47:19.20 ID:SKxMJ8fW0
妹「試合が始まって合計で5回目の『ザ・卜゛刂フ夕一ス`』……! すごいね宇宙人くん! 絶好調だね!」
先生(全然全員集合しないな)
妹「転校生さんの読みが当たったね!」
転校生「……いや、まだ読みが当たったとは言えないよ。そう言えるのは、次の『ザ・卜゛刂フ夕一ス`』を決められなかった時、だからね」
妹「え?」
転校生「色眼鏡くんが相手なら……次はない」
宇宙人「期待値の計算はできるか、色眼鏡」
宇宙人「『ザ・卜゛刂フ夕一ス`』を使った時、付け足せる文字数の期待値は4.8文字……つまり『寿限無寿限無』の元からある6文字と合わせて、『ザ・卜゛刂フ夕一ス`』を5回使えば丁度30文字になる計算だ……」
宇宙人「それが期待値の下を引いてしまい、5回使っても28字……まったく、お前の幸運が羨ましいよ。あと一手分、ボーナスタイムがあるんだからな」
色眼鏡「ふっ……いや、返す言葉もない。運が並みなら既に負けていた……君の実力を大きく読み間違えていましたよ……最初の状況はどこへやら。この状況、僕には安定択がない。間違いなく不利だ」
色眼鏡「だがしかしこのボーナスタイム! 君にとって致命的と言わざるを得ませんね、宇宙人くん!」クイッ
宇宙人「……」
色眼鏡「時間をかけすぎましたね……私は既に、君の気まぐれを学習したッ! 君の気まぐれな選択で私を翻弄するという戦略に……次はない! と、宣言させていただきましょう!」
妹「次はない……!?」
転校生「まぁ、ほぼそうなると思うよ」
妹「なっ、何をへらへらしてるの! 転校生さんの読みが悪い意味で当たりそうなのに!」
転校生「何をへらへら……って、そりゃあ僕の読みが当たりそうだからさ」
転校生「もちろん、良い意味で……ね!」
色眼鏡「セット!」バシィッ
宇宙人「セット」スッ
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