アルティメット寿司じゃんけん 番外編【安価】
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687: ◆R39XEzWXr6[saga]
2022/08/15(月) 01:30:39.58 ID:zI5chqmN0
宇宙人「転校生の……負けか」

転校生「ま……負けて悔いなし、かな」

後輩(あんだけ好き放題やればな)

妹「でも部長さんが優勝したってことは……」

男「次の無添高校アルティメット寿司じゃんけん部部長は……!」

部長「この、俺……」


「「ちょっと待ったーーーー!!!!」」


男「! この声は……!」

中田「その部長決定トーナメント、無効にしてもらおうか……!」

後輩「奈鷹高校部長、中田さん!」

眼鏡「テメェらにそいつを貸すわけにはいかねんだよ……!」

男「愚羅巣高校部長のメガネ!」

眼鏡「眼鏡だコラァ!」

転校生「部長を貸すわけにはいかない……というのは、やはり?」

眼鏡「ああ、ブチョーさんには俺らと同じプロチームのメンバーとして、きっちり働いてもらわなきゃならねぇのさ」

妹「……!」

妹(プロの世界……! アルティメット寿司じゃんけんには部活だけじゃなくてそんな世界もあるんだ……!)

中田「というわけで連れ戻させてもらうぞ……! まったく、プロリーグの開会式をサボったかと思えば、こんな所で何を……」

部長「しかしだな、俺は『社会への反逆』(シリーズ「5」>>757)の効果でプロ資格を剥奪され……」

中田「メモリ機能を使って俺とデュエルだ部長!」

部長「ドロー!」

中田「俺は手札から『社会への屈服』を発動! 部長の経歴を復活させる!」

部長「プロ資格……復活!」ババーン

眼鏡「ほらさっさと再申請しに行くぞ! またプロ試験からやり直しなんて俺ァごめんだからな!」

部長「そういうわけだ。無添高校アルティメット寿司じゃんけん部部長はお前達の誰かに任せる」

男「元からスッとそうさせてください」

男(ほっとしたような……ちょっと寂しいような)

部長「プロ入り前に中々有意義な時間だったよ。新入部員君ともデュエルできたしな……それじゃあまたどこかで……『やろうぜ』」

男(そうして、部長はこの学校を出て行った……春の確かな芽吹きが香る、四月の始めのことだった)


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