660: ◆R39XEzWXr6[saga]
2022/08/14(日) 14:16:34.53 ID:fK+sgQyF0
審判「『ロマン砲』『うんこ記念日』『チューペット』『頭のおかしい電光石火』は鉄っぽい、かつ重そう、かつ銅っぽい
『黄猿』『防御』は鉄っぽい、かつ重そう、かつ銅っぽくない
『超強力じしゃく』『正義のヒーロー』『もう銅でもいいから』『謝る』は鉄っぽい、かつ重そうじゃない、かつ銅っぽい
『ハーフガードブレイク・ハーフガードアタック』『献血』『それは銅かな?』は鉄っぽい、かつ重そうじゃない、かつ銅っぽくない
『TAチャージ』は鉄っぽくない、かつ重そう、かつ銅っぽい
『萌え萌え擬人化光線』鉄っぽくない、かつ重そう、かつ銅っぽくない
『エナジーバスター』『暴走ドロー』『死にかけのセミ』『融合』『溜め』は鉄っぽくない、かつ重そうじゃない、かつ銅っぽい
鉄っぽくない、かつ重そうじゃない、かつ銅っぽくないカードはない」
妹「よく分かんないけどどうせ次も『暴走ドロー』なんでしょ?」
宇宙人「いや……次のターン、転校生は強制的に『頭のおかしい電光石火』を場に出すことになる」
妹「ああ……そういえばこのカード私も見たことある」
宇宙人「更にその次のターン、エナジーが余っている部長も『頭のおかしい電光石火』出さざるを得ない。どちらのターンも片側の手が『頭のおかしい電光石火』で確定しているから読み合いではないが……考え所、だな」
転校生・部長((相手の手札から何を奪うか……!))
妹「お互いの手札がめっちゃ増えてるから選ぶの大変だね……あ、でも部長さんは『死にかけのセミ』を取るんじゃない? 『TAチャージ』でHPを減らせば条件を満たして使えるし……」
妹(発動さえできれば相手のHPを半分にしてからパワー5で攻撃できる上に相手の手札まで減らす超ぶっ壊れカード!)
宇宙人「条件を満たして……? お前、『死にそうな時』と『負けそうな時』を混同していないか?」
妹「へ?」
後輩「『“ゲーム的に”死にそうな時』……みたいな言い回しでもないってことは、この条件はプレイヤー自身の命を参照してるってことだ」
宇宙人「この部室で手軽に死にかけるなら、窒息か失血ぐらいだろうが……これはどちらもすぐに意識を失いゲーム続行不可能になってしまうだろう」
後輩「セットまでに屋上に行って縁に立つことで死にかければ、意識を保ったまま死にかけることもできるけど……この場から離れるともう一つの条件、『近付く』が達成できないしな」
宇宙人「あるいは遅効性の毒と解毒薬をセットで持っていれば意識を保ったまま死にかけ、また相手に近付くこともできただろうが……」
後輩「いくら部長や転校生先輩が百戦錬磨でも、流石にそこまで用意よくないだろな」
宇宙人「つまり『死にかけのセミ』はこの試合において実質の死に札ということだ。死にかけだけに」
妹「そっかぁ」
男「妹にそんなバイオレンスな話するな!」
転校生「……セット!」スッ
部長「……セットだ」スッ
969Res/568.95 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20