259: ◆R39XEzWXr6[saga]
2021/09/26(日) 22:47:47.84 ID:mxtoi7Z30
刀「これでまた田中さんが『重力場』を撃てるようになった。読み合いだ」
刀「しかもここでパワー5の『重力場』が直撃すればもう中田さんのタッグのHPは残り2……パワー6の『重力場』を『。#!〜』でしか耐えられなくなって、耐えても次のパワー7の『重力場』を耐える方法がなくなる。敗北確定だ」
高菜「ですが『防御』に『溜め』を合わせられても辛い……中田さんのタッグは不利な場面ですね」
刀「状況を抜きにしても……中田さんのタッグはさっきから選択が割れてる。そこを考えると、やっぱり流れは彼方さんのタッグにある……」
中田(崖っぷちが近い……ここは読み勝って流れを取り戻さないと)
中田(『溜め』か『防御』か……部長はどっちだ?)
部長「中田君……何故俺を助っ人に選んだ?」
中田「……それはもちろん、勝ちたいからだよ。あいつらに」
部長「その勝利は……俺に縋るだけの勝利でいいのか?」
中田「……!」
部長「俺が『。#!〜』、田中君が『重力場』を引いた以上、俺達が読み合いの主導権を握ることになるだろう……」
部長「だがそれは中田君、君の実力が不必要であることを意味しない」
部長「タッグデュエルだが……いやタッグデュエルだからこそ! 俺に合わせようとする思考を捨てろ! 中田君!」
部長「お互い、ただひたすらに正しいと思うカードを全力で選ぶんだ。そうすれば自然と息のあった選択になる……」
部長「それだけ、俺と君の実力は近い。俺はそう思っているよ」
中田「……あぁ!」
中田(ただ俺が……正しいと思うカードを!)
中田「セット!」
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