6: ◆hQ4IRF95y.[saga]
2021/09/04(土) 12:51:31.51 ID:/4YK2gpn0
トレーナー「ごほっ、ごほっ。落ち着いて話を聞いてくれ! 冤罪なんだ!」
スペ「ほら、トレーナーさんもこう言ってるから!」
グラス「ふー……ふー……」
トレーナー「あれは誤解なんだ! 間違えてゴルシの馬鹿に送っちゃっただけで、本当は俺の幼馴染に送るつもりで!」
グラス「やはり爛れた関係を持った女性がいたんですね!?」
トレーナー「違う! 幼馴染は男だ!」
スペ「おとっ!?」
グラス「なっ……!?」
トレーナー「だからそういうのは一切無くて」
グラス「真っ当に生きたい……そういう、事だったんですね……」
トレーナー「分かってくれたか……」
スペ「ほ、ほら……やっぱりトレーナーさんは何も悪くなかったんですよ……ね、グラスちゃん……」
グラス「スペちゃん……」
スペ「朝早くからごめんなさい、トレーナーさん。ちゃんと事情、皆に伝えておきますから……」
トレーナー「そうか? ありがとうスペ」
スペ「……いえ」
グラス「あの、本当にごめんなさい。まさかスペちゃんのトレーナーさんにそんな事情があるとは知らず……。でもその、相手の方もトレーナーさんが好きだと思うので、あんまり突き放すような事は言わないであげてくださいね」
トレーナー「(生まれた頃から一緒だから)知ってるよ。(ずっと馬鹿ばっかやってきたから)扱いには慣れてる」
グラス「…………それでは失礼します」
パタン
トレーナー「ふいー、スペに任せとけば安心だな。ウマインは……スペから連絡してくれると思うし、大丈夫だろ。はー、嫌な汗かいたぁ。シャワー入ってから出るかなー」
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