トレーナー「もう止めにしよう、この関係」
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15: ◆hQ4IRF95y.[saga]
2021/09/08(水) 20:36:04.08 ID:bgFAigc50
ゴルシ「今まで何人ものウマ娘がアプローチをかけて、その度に」

『大丈夫だ。俺がいなくてもお前は最高のウマ娘なんだ、自身を持って行け。信頼してる』

『ハハッ! 皇帝様からそんな風に言われる日が来るとはな。そこまで信頼して貰えてるなら、俺も全力で応えないとな』

『ふふ。優しいな、お前は。大丈夫、一人でも生きていけるよ。でもありがとう』

『ハハハ! みそ汁なんかで良いのか? 俺はこう見えて料理上手で有名だったんぜぇ?』

『お前の優しさにはいつも助けられてるよ、ありがとう。でも無理はするなよ? 俺のせいで体調不良なんてなってほしくないからな』

『いでっ! いでっ! 蹴るなよなもー! 照れるくらいなら言わなきゃいいのにさぁ。嬉しいけどな……いだだっ!』

『本当の家族のように思ってくれても俺は一向に構わんッッッ! なーんてな。そうなったら俺泣いちゃうぜぇ? 嫁に欲しいだと!? 俺とレースで勝ったら許す! なんちゃって。はは、案外悪くないかもな』

『え? 惚れ薬? これが? ほーん。……いや、なんともないけど。何言ってんだ、俺はタキオンの事は年中無休で大好きだぜ? え、そうじゃない? よくわからんけど、まぁ治験ならいくらでも付き合うぜ』

ゴルシ「などと供述しており」

トレーナー「長いな」

ゴルシ「まぁとにかく。担当ウマ娘から烈火の如く愛されておきながら、その全てを「ウチの子は可愛いなー」くらいのノリで総スルーするトレーナーの鈍感力53万には、呆れを通り越して笑いすらこみ上げて来る訳だ」

トレーナー「愛され……?」

ゴルシ「そんな愛され系トレーナーが、どこかのウマ娘と爛れた関係になってたと知ったらどうなると思う?」

トレーナー「だからそういうんじゃないってBA!」

ゴルシ「おーそっちの誤解は解けたが代わりに実は同性愛者だったって事になってるぜ」

トレーナー「なんでそうなった!?」

ゴルシ「お前が悪い」

トレーナー「えええっ!?」


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