589: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/11/26(金) 01:44:48.92 ID:YgBFoyleO
◇◇◇
ケヤキモールへと移動した。
ジャージや体操着はクリーニングに出し、わたし達は登校時の制服姿で飲食店を目指す。
時刻は13時に迫り、やや混んでいるけれどきっと良いお店は見つかる。
「何か食べたいものはある?」
「春宮様にお任せ致します。好き嫌い、アレルギーはございません」
さっきまでの照れた表情は何処へ。
普段通りの余裕のある笑みを浮かべたライバルの姿。その方が東雲さんらしくはあるけれど。
ただ、それでも髪のリボンと匂いは嬉しそうなのが滲み出ている。
「じゃあ和食で。結構空いてそうだったし」
「承知しました」
侍女のように半歩後ろを着いてくる彼女に隣を歩けとは言い出せないまま目的地へ。やはり空席が目立ち、すぐに奥の方の席へ案内される。
一息ついた後、ミールクーポン1500円分を堪能できるように食後のぜんざいまでを注文して待つ。
【安価です。
1.「普段はお化粧とかしないの?」
2.「雨宮さんのことだけどさ」
3.「休日って何をしているの」
下1でお願いします。】
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