361: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/10/02(土) 12:38:35.63 ID:oaa+Ihd4O
もう1度本文を最初から読み直そうと思ったとき、雨宮さんから特別試験に関するメールが転送されてくる。
内容は概ね同一だったが、1箇所だけ異なる。
わたしが視聴覚室集合だったのに対して、雨宮さんは理科室集合となっている点。
周囲の様子を伺うと、特別棟の空き教室や体育館、音楽室集合となっている生徒も居るようだった。
「メールを確認していただけましたでしょうか。各個人宛へメールを発信しています。各自、9時には指定の場所に到着しているようにお願いします。特別試験の概要はそちらでお話いたします」
そう言い残して伊藤先生は教室を出ていく。
出ていく前と後、どちらも生徒の間では不安という感情が蠢いていた。その本質的な部分は決定的に異なるものの、特別と名のついた試験を急に宣告されたことは生徒に大きな混乱を与える。
ひとまず9時を15分後に控えたクラスメイトは移動を開始する。わたしはその様子を後ろから見守り、人が少なくなったところで教室の扉へと向かう。
「どう思う?」
「とりあえず聞いてみないと。あとでまた話そう」
さりげなく雨宮さんと短く話す。
今の段階ではなんとも言えない。
わたしは視聴覚室へと向かう。
【コンマ判定
奇数:視聴覚室
偶数:イベント
ゾロ目は今後のコンマ判定1回やり直しストックとし、下1桁に準じて奇数・偶数判定を行います。
下1桁のコンマ1桁でお願いします。】
608Res/522.78 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20