231: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/20(月) 12:03:36.15 ID:ClJgpcB/0
◇◇◇
陸上部との激闘を終えたわたし達はケヤキモールへと移動する。休日に制服を着ているのは少し浮いているような気もするが、周りからの視線は特に感じなかった。
「天音、なに食べたい?」
「涼しいのが良いです。お蕎麦とか」
「よし、じゃあ蕎麦屋にしよう」
制服を着て学校からモールへ移動するだけでかなり体温が上がった実感がある。冷たいもので一息つきたいという思いが強かった。
ケヤキモールの三階にあるお蕎麦屋さんは少し混み合っていた。10分ほど外の待合席で待機して店内へ移動する。この間もわたし達の間に会話が途絶えることなく、またユキ先輩は多数の生徒に話しかけられていた。二年生、三年生からの人望が厚いと見える。
「好きなの頼め。ポイントは気にするな」
「じゃあ、ランチセットAで……いいですか?」
「また安いのを頼んだな。上でも特でも好きなの頼んでも良かったのに」
ざるそばとミニ天丼もしくはミニカツ丼のセットで700ポイント。おそらく一般的な価格、あるいは少し良心的な価格か。
ユキ先輩もわたしのと同じものを注文して待つ。
【安価です。
1.「ユキ先輩は乙葉先輩達とは長いんですか?」
2.「ユキ先輩って料理とかできますか」
3.「そういえば図書室って利用したことありますか?」
下1でお願いします。】
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