【咲-saki-】京太郎「ウルトラマンの力」咲「光よ!」
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50: ◆dBIP2XuQhg[saga]
2021/09/01(水) 22:46:58.99 ID:TOJ3oX3q0


田舎道を走る車その車内で、なんとなく事情は説明された

未だに納得はできないが、それでも……やらざるをえないだろう

自分でも、役に立つなら、守れるなら


京太郎『ベリアルさん、俺にできますかね?』

ベリアル『さぁな、オレはまだお前のことを何も知らねぇ』

京太郎『確かに……』

ベリアル『ただこれだけはわかる』

京太郎『な、なんっすか』


おもしろそうに言うベリアルに、小首をかしげる

隣のはやりは車に装備されたカーナビを見ながら走っているようだった


京太郎『聞かせてくれないんですか?』

ベリアル『……さてな』


ケラケラ笑うベリアルに、顔をしかめる京太郎

隣のはやりが京太郎の方を横目で見て、なにかを察したのか苦笑する

―――瞬間、車に通信が入ったのか車内に声が響く


裕子『はやりさん! 雀士の真横を通り過ぎました!』

はやり「はやっ!?」

京太郎「え、今誰かいました?」

裕子『反応だけは確かなんですけどっ……近くに雀荘は!』

はやり「あるけど、と、通り過ぎるなんて」

裕子『歩いてます!』

はやり「はやっ!?」

京太郎「ど、どういう……」

ベリアル『ほぉ』


楽しそうなベリアルの声をよそに、車が止まると京太郎とはやりの二人が後ろの道を見返す

ただの道路、誰もいないように見える

京太郎とはやりは顔を合わせて、困惑に首をかしげた



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