【咲-saki-】京太郎「ウルトラマンの力」咲「光よ!」
1- 20
384: ◆dBIP2XuQhg[saga]
2021/09/20(月) 23:05:41.11 ID:Jm5FS51B0


松実館から五分ほど歩いて、宥と京太郎は阿知賀学院近くの5階建ての小さなビルへと入る

ロビーに入ると受付に女性がいて、宥が軽く頭を下げて服の内側から首にかけていた証明章を出した

京太郎もスーツのポケットに入った証明章を出す


「どうぞ、五階へ」


受付の女性の言葉に宥の方を見ると頷かれる

そのまま着いていき、エレベーターへと入った


宥「えっと、久しぶり……だよね?」

京太郎「憶えてます? 話してもないっすよ?」

宥「あ、でも唯一の男子生徒だったから、和ちゃんからもお話聞いたらしいから玄ちゃんが」

京太郎「ああ、松実玄さん」ハハッ


そう笑う京太郎は、僅かに宥の表情が曇るのを見逃さなかった

妙な感覚だが、憶えがある

顔をしかめて上のエレベーターのランプに視界を向けた


京太郎「ん」

宥「あ、ついたね」


扉が開くと廊下、そこを歩き大きな扉の前に立つ

軽くノックをする宥、中から声が聞こえた


??「どうぞー」

宥「入りまーす

ガチャッ


扉を開くと、そこは長野の特異課施設の作戦室を思い出す作り

大きなテーブルと、モニター、そして機材

そのテーブルを前に座っているのは二人


??「須賀君だ!」


声を上げるのは高鴨穏乃

そして、もう一人……赤土晴絵


晴絵「特異課奈良支部へようこそ」フッ




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/744.64 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice