【咲-saki-】京太郎「ウルトラマンの力」咲「光よ!」
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34: ◆dBIP2XuQhg[saga]
2021/08/31(火) 01:28:12.18 ID:wVNMeWmW0

京太郎「じゃあ、和は?」

トシ「実際に見ていないけど、たぶんメダルを入れられたんだろう」

京太郎「メダルを?」

トシ「あんたと一緒だ」


自分と一緒、だと説明されてもハッキリとしない

京太郎自身とベリアルは、どちらかが支配している関係、では無いと思う

思いたいのだ、まだ出会ったばかりだが……


京太郎「……」

トシ「まぁメダルにも相性ってもんがあるからなんともだけどね」

京太郎「相性ですか?」

トシ「……まぁその時の感情だったり、相性だったり、状況だったり?」

京太郎「俺と、ベリアルさんは?」

トシ「さて、そこまでは知らないよ」


静かに息をつくトシを前に、京太郎は顔をしかめた


はやり「はやや、私の出番だったんじゃ?」

トシ「ん、すまないね」

京太郎「あ、それで……なんでしたっけ?」

はやり「……麻雀の話」


少し沈んでいるはやり

苦笑しながら眼を逸らす


京太郎「あ〜で、なんで今更、負けたぐらい俺は死にかけたんですか?」

はやり「たぶん、その原村和ちゃんに入っていたメダルがかなり強いんだろうね。強いメダルはそのぶん適合しないと弾かれるはずだけど」

京太郎「強い、メダル……あの天使」

はやり「まぁ強いエネルギーを持ったメダルと強い異能、それに負ければ……それも大差なんてただじゃすまないよね」


そう言いながら、そっと京太郎の傍による


はやり「でも、死までいくなんて……こわかったよね?」


やわらかな手が、頭の上に置かれる

妙に気恥ずかしくなって俯く

一方のはやりは暖かな笑みを浮かべて手を離した


はやり「うん、強い子だ……でもそんな君に、頼ることになる」

京太郎「?」


寂しげな声に、京太郎は首をかしげた


はやり「まぁなにはともあれ、メダルを入れた雀士が止まらずに勝ち進むと……エネルギーはどんどんと溜まっていく」

京太郎「……まさか、それで?」

はやり「そう、エネルギーが溜まると……メダルが覚醒する。怪獣が、現れるんだよ」



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