【咲-saki-】京太郎「ウルトラマンの力」咲「光よ!」
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171: ◆dBIP2XuQhg[saga]
2021/09/09(木) 01:04:29.64 ID:bFqseOGQ0

敵意を感じないことを確認して、ベリアルはティガの方を見る

ティガはなにを言うでもなく、静かに頷いた

ベリアルはそれになにを返すこともなく、空へと飛び上がる


ベリアル「デヤッ!」


空へと消えるベリアル

ティガはそれを見送ると、光と共に収束して消えた

そして、光が収まったその場所に立っていたのは―――


「ハァッ……ハァッ……」


―――福路美穂子

肩で呼吸をしながら、森の中で尻もちをつき木によりかかった

その疲労は、あの洞窟の中でのものだけではない


美穂子「華菜、久っ……」

京太郎「福路さん!」

美穂子「す、がくん……?」

京太郎「福路さん、大丈夫ですか?」

美穂子「だ、いじょうぶ……」


そう言って弱々しく笑う美穂子を見て、京太郎は顔をしかめる

抱えて帰るしかあるまいと、美穂子を見る

その手に持っているものを視界に入れて、息をついた


美穂子「ちょっと、疲れた……だけ、だから」

京太郎「……はい、休んでください」コクリ

美穂子「ん、ありが、とぉ」


眼を瞑り、一定の呼吸をする美穂子

安心したように京太郎は頷くと、その手に持っていた“モノ”を自分の手に

不思議な形をしたアイテムだった


ベリアル『スパークレンス、だな……似たようなのを見たことある。気がする』

京太郎「?」

ベリアル『まぁ良い、これで確定だな』

京太郎「はい……美穂子さんが、ティガ」コクリ



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