【咲-saki-】京太郎「ウルトラマンの力」咲「光よ!」
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11: ◆dBIP2XuQhg[saga]
2021/08/30(月) 02:32:55.97 ID:21IOf5zl0

数分後、京太郎とトシの二人は【ベムラー】と呼ばれた怪獣が近くに見える丘に来ていた

熊倉トシの、年齢に合わぬ体力と走力についてきた京太郎

だが、中学の頃にハンドボールをやっていたころより走力も体力も上に感じた


京太郎(むしろ、自分でブレーキをしてた気すらする……)

トシ「デビルスプリンター……やっぱり」

京太郎「?」


少し離れた場所に見えるベムラー

いつ自分たちがその炎の餌食になるかわからない


京太郎「あ、危なくないっすか?」

トシ「……京ちゃん」

京太郎「は、はい」

トシ「ごめん、すまないと思ってる……あんたに背負わせて」


意味がわからない。自分にしかできないことがあるというからついてきたが、説明がない


トシ「戦うんだ。あんたが……」

京太郎「いきなりなにを」


街を壊すベムラーが、トシの背後に見えた

人々が走っているのすら見える

ゼットライザーを握った拳に、自然と力がこもる


京太郎「……はい!」

トシ「トリガーを」


ゼットライザーのトリガーを引く

それと共に、目の前に輝く扉が現れた

別空間に通じているであろうその扉を前に、京太郎は迷うことなく走る


トシ「あ、待った」

京太郎「え?」

トシ「最後にもう一回トリガーだよ、忘れないでね」

京太郎「あ……はい」


そう返事をすると、深呼吸

仕切り直しだと言わんばかりに深く息を吐いてから、光る扉-ゲート-に飛び込んだ



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