93: ◆UQ4OyhWusmvf[saga]
2021/09/02(木) 23:11:25.47 ID:Kl7TMYsw0
東「え、えっとこれが、あそこで……」
東「これは向こうに……ひゃああっ!?」
倉庫の中から、どしーんと大きな音が聞こえる。
何事かと首を突っ込んでみると、東が荷物の山に埋もれながらも、もぞもぞと動いていた。
氷川「なーにやってんの……」
東「あ……氷川さん。その……」
氷川「とにかく荷物どかすの手伝うわ。そっちもケガとか無いよな?」
東「うん……その、ごめんね」
荷物の中から引っ張り出すと、東はぺこりと小さな身体で頭を下げる。
いかにもどんくさそうな奴だけど、確か何でもアリの武術の大会で優勝したんだよな……?
氷川「いいって。俺もあんたに助けられてるし」
氷川「東が助けなきゃ俺は死んでたんだろ? ならこれくらい手伝ってやるよ」
段ボール箱をラックの中に戻していく。黙々と進めているから、なんだか無性に気まずいな。
適当に、何か声をかけてみるか。そうだな……。
1…何で、あの時助けたんだ?
2…いったい何を探してたんだ?
3…自由安価(好きな台詞)
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