85: ◆UQ4OyhWusmvf[saga]
2021/09/02(木) 21:43:48.82 ID:Kl7TMYsw0
氷川「へえ、ここが個室ね」
食堂の直ぐ側に、俺達が生活する個室があった。
ホテルみたいにしっかりとした扉に、俺達をイメージした様なドット絵が貼り付けられている。
氷川「それじゃあ早速……って、開かねえぞ?」
蟻原「氷川氏、電子生徒手帳を翳すのですぞ」
氷川「何じゃそりゃ」
雷堂「ポケットに無い? アタシ達はいつの間にか入れられていたんだけど……」
氷川「ポケット? ……これか?」
探って見つけたのは、スマホサイズの電子機器。試しに弄ってみると、俺の名前が表示された。
氷川「こいつを……こうか?」
認証リーダーにタッチさせると、ロックの外れる音がする。ドアノブを捻るとすんなりと開いた。
雷堂「ふーん……こうなってるんだね。それじゃ、アタシも……」
雷堂「……見てきたよ。氷川のと変わらなかった」
氷川「部屋の構造は男女とも同じなのかもな」
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