49: ◆UQ4OyhWusmvf[saga]
2021/09/01(水) 21:59:30.35 ID:MAnuHPGL0
コロシアイ学園生活。
その単語を告げた途端、辺りにチャイムが鳴り響く。
背筋がぞわりと総毛立つ。言い様のない不安感が襲い掛かる。
周りの連中も本能的に嫌悪感を察知したんだろうか。警戒する様に周囲を見回していた。
突然、マオが唸り出す。何かが来ると、獣の本能でいち早く察していた。
マオ「グウウッ! グルルル……!」
東「マオちゃん!? 落ち着いて……!」
束崎「んだよ〜……何があったんだ?」
マオ「あそこ! 何か来る!」
氷川「あそこって……段の上か!?」
指差した方向は、校長とかが立って話をする場所。要するに体育館の段上だ。
マオの予感を肯定する様に、どんどんと何かがせりあがってきた。
そいつは半分が白、半分が黒で彩られたぬいぐるみ。不恰好だが、何故か恐怖を覚える不思議な存在。
誰も、何も反応しない。突然、そいつはまるで生きてるみたいに動き出した。
「オマエラ、おはようございます!」
「ボクはモノクマ! この学園の、学園長なのだー!」
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