154: ◆UQ4OyhWusmvf[saga]
2021/09/08(水) 23:17:17.14 ID:SnSaEpH70
氷川「………………」
東「………………」
氷川「……本当にゴメン。気付かなかった」
言い訳を模索した結果、素直に謝る事にした。
下手な事をすると混乱しかねないのと、東を傷付けてしまった事は事実だから。
東「う、ううん。私も、避けられたのに……」
環紅「避けなかった。それは、彼に身体を触って欲しかったから?」
氷川「余計な事を言うなよ! ……その、ごめんな」
東「大丈夫。……だよ。その、氷川くん」
東「良ければ、だけど……夜、私の部屋に、来て?」
氷川「お、おう……?」
……なんだか雲行きが怪しくなってきてねえか?
おい環紅、お前のせいだぞ何とかしろよ。そのにやにやした顔は何なんだよ!?
とにかく、ぶつかっちまった負い目もあるし行くしかねえ。殺されたらその時は全力でダイイングメッセージを書いてやる。
結局、夕御飯の味はよくわからず、腹も膨れた感覚は無かった。
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