139: ◆UQ4OyhWusmvf[saga]
2021/09/05(日) 23:12:50.28 ID:nSj/axgy0
ジル「それはモチロンこのゲームサ! 簡単な数字のゲームです!」
大道寺「ゲーム? 何の話をしてるんだ?」
ジル「1つの命を無くしたら、ゲームオーバー!」
氷川「……この監禁生活について。って事か」
仮面の奥でけたけた笑ってやがる。茶化すにしても全っ然面白くも何ともない。
本当なら蹴っ飛ばしてでも帰ってやりたいが、そうすると厄介な事になりそうだな。
氷川「そりゃ、殺し合いなんてしたくもねえよ」
氷川「こっから自力で出るのは無理そうだし、助けが来るのが一番なんだけどな……」
大道寺「まあそうだよね。このまま殺人が起きるなんて思いたくもないよ」
ジル「そうだよネ! そうですヨ! オイラもコロシアイには反対さ」
ジル「けれども運命は残酷です。やがて来たるは破滅の足音」
ジル「希望の生徒に止められる? 頑張ってネ! ボクチンも応援しています!」
言いたいことを言い終えたのか、すたこらさっさと姿を眩ます。
ぽかんと呆ける俺と大道寺。言うことが無くなった俺達は、無言で別れるのだった。
168Res/73.70 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20