ネロ・クラウディウス「余は……少し席を外したい」岸波白野「うんこか?」
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2:名無しNIPPER[sage saga]
2021/08/23(月) 23:18:58.48 ID:iPMA7ilzO
「いろいろ丸見えだけど、平気なのか?」
「平気も何も、そもそも気にする必要など皆無である! なにせ余の美しさはミューズすらも裸足で逃げ出す程のものであるからな! むしろ隠すほうが神に対する冒涜と言える!」

セイバーはいつも自信たっぷりで、そしてその自信に見合った美しさを備えていた。
その美貌はもちろんのこと、輝く金髪や愛くるしい双眸。そして少し小柄ながら発育の良い身体など全てにおいて均整が取れている。
まさに黄金比によって形作られた存在だ。

「たしかにセイバーは綺麗だ」
「うむうむ! そうであろう、そうであろう! して、奏者よ。そろそろ具体的に余の魅力を挙げてみよ。余はもう待ちきれぬのだ!」

きっと、尻尾があったら猛烈な勢いで旋回して、空でも飛べそうな程のはしゃぎっぷりで期待しているサーヴァントに対して、マスターならば全力で応えねばなるまい。だから。

「具体的にはお尻が素晴らしいと思う」
「うむ! 余も余のお尻は美しいと思う!」
「それから、やっぱり尻だな。あとは、尻」
「うむう……む? そ、奏者……?」
「うん。最終的には、セイバーのお尻だ」
「さっきから尻しか言っておらんようだが……? もっと他にも余の魅力はある筈だ」
「お尻だよ。それと、お尻。あとは、お尻」

熟考に熟考を重ねた結果、ケツ論に至った。


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