【アサルトリリィ】比呂美「復讐の先にあるもの」
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11: ◆0OFFzs.gSU9k[saga]
2021/08/16(月) 15:12:37.96 ID:Uwx4nLcro
紅巴「ぐすっ、わ……わたしのせいですか……? ダメなところ、直しますからっ……だから、比呂美様……!」
比呂美「いいえ、わたしはあなたのおかげで十分立ち直れたわ。感謝してもしきれない……だからもう、わたしに構う必要はないのよ」
12: ◆0OFFzs.gSU9k[saga]
2021/08/16(月) 15:13:15.37 ID:Uwx4nLcro
比呂美「……わたしはかつて紅巴さんを危険な目に合わせたわ。あなた達はきっとわたしが憎いはず」
比呂美「そのわたしが、あなた達の紅巴さんを独り占めにする資格なんかない。きっと紅巴さんにとっても、あなた達といた方がいいに決まっているわ」
13: ◆0OFFzs.gSU9k[saga]
2021/08/16(月) 15:13:50.36 ID:Uwx4nLcro
比呂美「あ……どうして、かしら」 ポロ
比呂美「涙なんて、姉さんを殺された日に……すべて流し切ったと思ってたのに。悲しくなんか、ないのに」
14: ◆0OFFzs.gSU9k[saga]
2021/08/16(月) 15:14:39.18 ID:Uwx4nLcro
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灯莉「ロシアンたこ焼き、ぼくがいっちば〜ん! ありゃ残念、ふつーのタコさんだ〜。次はとっきーね!」
15: ◆0OFFzs.gSU9k[saga]
2021/08/16(月) 15:15:24.17 ID:Uwx4nLcro
灯莉「とっきー、ひろみせんぱい。今日はすっごく楽しかったね〜☆」
紅巴「はい。わたし、お二人や比呂美様とご一緒できて本当によかったです!」
16: ◆0OFFzs.gSU9k[saga]
2021/08/16(月) 15:15:56.57 ID:Uwx4nLcro
比呂美「今までずっと気配を感じていたわ。わたしに話があるのでしょう?」
叶星「はい。グラン・エプレの隊長として、紅巴ちゃんのことでお話をさせて頂いてもよろしいですか?」
17: ◆0OFFzs.gSU9k[saga]
2021/08/16(月) 15:16:25.32 ID:Uwx4nLcro
叶星「紅巴ちゃんは知っての通り、とっても人見知りです。人付き合いもグラン・エプレのメンバーや一柳隊の二水さんぐらいで……」
叶星「このままじゃきっといけない。そう思っていた矢先に、またあなたが現れたんです」
18: ◆0OFFzs.gSU9k[saga]
2021/08/16(月) 15:16:53.62 ID:Uwx4nLcro
比呂美「話は……もう終わりかしら。ならこれから用事があるから、失礼するわね」 クル
高嶺「いいえ───まだ終わってないわ」 ガシ
19: ◆0OFFzs.gSU9k[saga]
2021/08/16(月) 15:17:29.64 ID:Uwx4nLcro
叶星「そんな……比呂美様、せめて理由だけでも伺ってよろしいですか? このままだと紅巴ちゃんが心配してしまうわ」
高嶺「またそんな強情を……! この際はっきりと聞きますが、あなたは紅巴さんのことをどう思っているのですか?」
20: ◆0OFFzs.gSU9k[saga]
2021/08/16(月) 15:18:00.19 ID:Uwx4nLcro
高嶺「つまりあなたは……死に場所を求めて無謀な出撃を繰り返していた、というわけですか?」
叶星「たとえ比呂美様が傷ついても、紅巴ちゃんは決して喜んだりしません。そんなことは分かっているはずです!」
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