【まどマギ】小巻「見滝原中に転入したわ」【安価あり】
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◆xjSC8AOvWI
[saga]
2022/02/02(水) 21:25:58.60 ID:CXgxF1AD0
――――――
35日目
朝、黒い雲が渦巻く空の下。あたしたちは家を出た。
小巻「……行きましょ!」
小糸「うん」
例の魔女との戦いまであとどのくらいだろう。暁美から聞いた話じゃ大体の時間しかわからなかった。
すでに何かが起こりそうな予兆は感じる。その元凶が姿を現すまで、もう数時間とない。
親には今日は朝から用事があるって伝えといた。避難指示が出始めたらちゃんと逃げてくれるはずだ。
小糸「きっと、大丈夫だよね……」
少ない準備期間。こんな過ごし方でよかったのかって、今になって不安は押し寄せてくる。
手持ちのグリーフシードは二つ。それも、一つは少し濁った状態だ。
使える魔力は少ない。もっとパトロールを優先させておくべきだったのかもしれない。
……いや、後悔しても仕方ない。今持っている力で挑むしかないんだから。
小巻「出たらわかるのよね? 魔力は感じるんだけど……」
ほむら「ええ。相手は大型の魔女。嫌でもわかるわ」
小糸「じゃあ待つしかないんだね」
向かった先は暁美から聞いた場所だ。
といってもかなりあやふやな指定だったけど、周辺に着いたら仲間の姿はちらほらと見えた。
全員で合流したのはそれから少ししてからだった。
キリカ「ところでこの使い魔みたいのは? 倒さなくていいの?」
杏子「こいつら襲ってこないだろ。ムダな労力使える余裕なんてあるかって」
マミ「使い魔はいくらでも沸いてくる存在よ。それは『ワルプルギスの夜』が相手でも変わらないのだし……」
マミ「手下もこれだけではないかもしれない。温存できるうちはなるべく温存しておいたほうが良いわよね」
魔力の気配が濃くなるのを感じる。それに比例して、風も強くなる。
さらにはあたしたちの周りをただ通り過ぎていく使い魔まで現れはじめていた。
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