【まどマギ】小巻「見滝原中に転入したわ」【安価あり】
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801: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2022/01/09(日) 23:31:24.87 ID:/AALJHOQ0


小巻「とりあえず、あと5日をどう過ごすかってのは考えといたほうがいいわよね」

ほむら「出来るだけグリーフシードは蓄えておきましょう。そのために争われても困るけど、あればあるだけ嬉しいわ」

ほむら「戦闘中に魔力が尽きてしまえば……さっき話した通り、なのだし」


 とにかく今はグリーフシードが少ない。その現状を重く受け止めた。

 自分すら生きる余裕がないようじゃ、みんなを守るなんて言ったところで説得力がない。


小巻「そうね。まずあたしたちは、これから魔女を探しにいくわ」

小糸「うん!」


 小糸に視線を送ると、元気よく頷いてくれた。


キリカ「私はどうしようかなぁ。そんなに少ないってわけじゃないけど」

ほむら「余裕があるなら自己鍛錬でもしていたら?」

キリカ「えぇ……」


 時刻は夕方。これから夜がやってくる時間帯だ。

 帰る前に活動する暇は作れる。


 この時間になっても結局、佐倉は来なかった。


小巻「じゃあもう行くけど。マミはこれからどうする?」

マミ「私は…… 今日は休ませてもらうわ」

マミ「まさかそんな大きな敵が待ってるなんて思わなくて、少し疲れたの。もちろんワルプルギスの夜は倒さなくちゃいけないし協力はするから」

ほむら「……そう。私としては邪魔さえしなければ構わないから」


 暁美は冷たく言い放った。朝のことだけじゃなく、暁美だけが知る過去にもまだ何かあったのだろうか。

 昔からこの街で活動してるマミとはこれまでにも関わったことくらいあるかもしれない。


小巻「休むのだって立派な準備よ! 無理してこんなところで死んだら元も子もないわ」

小巻「今は疲れてたって生きてさえいればいつかは回復するんだから、まずは生きることを目標にしましょう」

小巻「まどかたちもね。今日はいきなり変なこといっぱい聞かされて混乱したと思うけど、もう帰ったらゆっくり休みなさい。そんで精一杯、今までもこれからもいつも通りの生活を送んなさい!」

まどか「は……はい」

さやか「わかりました。じゃ帰ろ? まどか」



 小糸と二人で暁美の家を後にする。他の人たちも各々の行く場所へと帰っていったようだ。




 家の中に残ったのはその主である一人と、もうひとつ。

 ――――物陰からはいつもの赤い目が覗いていた。





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