【まどマギ】小巻「見滝原中に転入したわ」【安価あり】
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771: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2021/12/04(土) 23:41:22.53 ID:9Q6rQirQ0

小巻「こっちでも戦ってたのよ。その知り合いのやろうとしてること知っちゃったし、どうしても許せないことがあって」

小巻「アンタたちも危ないとこだったんだからね!? そのせいでよりによって自分のために契約されるなんて、暁美だって嬉しくないだろうし!」

ほむら「……その通りね」

さやか「は? マジ!?」

まどか「ま、まだちょっと話が大きすぎてついていけてないけど……」

小巻「ねえ、キュゥべえ。もうアンタはわかってるんじゃないの? ここにもう一人いると思ってなかったけど、どっちかが契約したらヤバいって」


 知らんぷりしてるキュゥべえに話をふってみる。

 あたしたちのことなんて、どうせどうでもいいとでも思ってるんだろう。でもわからないことがあった。


 そう思ってたのは、マミも同じようだった。


QB「たしかに大きい素質は感じるよ。ほむらのことは杞憂だったけど、まどかなら他にもどんな願い事でも叶えられるだろうね」

マミ「よくまだそんなことが言えるわね。世界が滅んだらあなただって生きてはいられないのよ」

QB「でも、それは誤解を招く言い方だと思うよ」

マミ「……どういう意味?」

QB「君たちにとっては今いる場所が『世界』の全てかもしれないけど、宇宙は広いってことさ。広い視野で見れば世界滅亡と言えるような問題にはならないだろう」

小巻「そんなの屁理屈じゃない! じゃあなに? 自分は地球外にでも逃げるから大丈夫だって言いたいの!?」


 キュゥべえの落ち着きようを見れば、そんな冗談みたいなことも本当なんじゃないかと思えてしまった。

 だって、じゃなきゃ自分の寿命まで縮めるようなことを進んでやるか。


小巻「でもまあ、ここまで言われればまどかは契約なんかしないでしょ」


 まどかは何も言わないで頷いた。

 ……二人の様子は混乱から怯えに変わってた。そりゃ、多少は信用しようとしてた相手からいきなりこんなことを言われれば。




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