【まどマギ】小巻「見滝原中に転入したわ」【安価あり】
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345: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2021/09/08(水) 19:59:08.18 ID:79Nrd5ij0
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 ――――……抱いたのは殺意。言い換えれば『殺す覚悟』だ。それがもう一人増えた。

 私にとってはひどく今更なものだった。



織莉子「……やはり、そう。わかりきっていた事だった」


 彼女はその刃を汚せない。彼女はこの道を択ばない。……だから私も彼女は択ばなかった。そしてそれは、正解だった。


織莉子「私の味方はそっちで、彼女は味方にできないのだから」

織莉子「私はまだ“あの駒”は失うわけにはいかない。まだ利用できる駒を、決して味方につかない駒のために落とす理由はない」


 だからこれも、仕方の無い事。

 力のある者がやらなければいけない。私も彼女と同じ事を考えているはずなのに、なぜこんなにも――。


 自分の中で答えを導く為の思考。自問自答に似たモノローグは、自分を見つめるもう一人の自分への言い訳でもあるのかもしれない。

 そんなことをどこか心の隅で感じはじめたのは、『運命』を識り、この使命を背負ってからだった。



織莉子「敵対するのなら、殺さなきゃいけなくなった」




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