【まどマギ】小巻「見滝原中に転入したわ」【安価あり】
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◆xjSC8AOvWI
[saga]
2021/09/06(月) 21:26:47.90 ID:Or7yPesx0
織莉子「……いらっしゃい」
マミ「はじめまして。私は巴マミ。浅古さんと同じ学校の友達よ」
織莉子「マミさんというのね。はじめまして。私の名前は美国織莉子。立ち話もなんだから上がって」
織莉子「紅茶が好きだと聞いたわ。色々と種類は揃えてあるけど、何か好みはあるかしら?」
マミ「そうね、私は最近は――――」
紅茶談義がはじまったのを眺める。
出会ったばかりなのに、こうしてると入れない雰囲気だ。とりあえずこれだけ伝えとく。
小巻「あたしは適当におすすめのにしといて。美味しければいいから」
『ええ』と言った声が重なって、二人が顔を見合わせた。
相性は悪くなさそうだ。
織莉子「ケーキも用意してあるわ。近くのパティスリーで選んできたのだけどね」
マミ「お洒落な箱ね。楽しみだわ」
小巻「なるほど、もてなす準備はちゃんと整えたのね」
しかしどこか、すでに甘い匂いが漂っていることに気づく。
箱に入っているケーキとはまた別だろう。甘い、だけじゃなく、苦くもあるような。
小巻「ちょっと美国! なによこれ!?」
織莉子「あ……! ごめんなさい、片付け忘れていたわ。見なかったことにしてくれる?」
……キッチンのほうを見ると、その元凶が置いてあった。
放置されたままの、歪に凹んだスポンジケーキのような何かだ。ついでに美国も慌てはじめていた。
小巻「さては手作りに失敗して急遽買ってきたのね……?」
織莉子「ええ…… 慣れないことはするものじゃないわね」
マミ「ま、まあそんな時もあるわよ」
小巻「マミも失敗なんてするの? いつも下手な店より上手く作ってるじゃない」
これのおかげでさらに空気は緩んだ気がした。あたしも美国のこんな失態見られるとは思ってなかった。
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