【まどマギ】小巻「見滝原中に転入したわ」【安価あり】
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103: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2021/08/14(土) 00:16:42.28 ID:pp/KpTtw0
――――――


 魔力の砲撃を撃つ。


マミ「さて……これで『お終い“フィナーレ”』よ」


 魔女は声を上げることもなく、その技の名通りに消え失せた。

 代わりに遺したグリーフシードを拾い上げると、誰もいなかったこの場所に人のではない足音が駆け寄った。


QB「やあマミ。今日も順調だね」

マミ「ええ。仲間も出来たことだし、こんな魔女相手に後れを取っているわけにはいかないもの」

QB「なるほど、仲間という存在が人に元気を与えるんだね」

マミ「素敵な響きね」


 マミは柔らかく笑ったが、それからすぐに表情を戻した。


マミ「それで、昨日言ってた魔法少女については何かわかったの?」

QB「ボクもその姿は見てるんだ。小巻の証言もあるし、結界にいたから魔法少女だとは思うんだけど……」

QB「すぐに見失ってしまったんだ。彼女を追うことができなかったんだよ」

マミ「その魔法少女の魔法かしらね……?」

QB「彼女はボクに見つかりたくないと思っているのかもしれない。もしかしたら、他の魔法少女にも」

QB「……その目的が何かはわからないけどね」


 隠れて何かを企んでいるかもしれない者の存在。それはマミにとっても、心の休まらない事態であった。


マミ「一応、何もされてはいないのよね?」

QB「ボクの知る限りではその覚えはないね。他の魔法少女からも被害は聞いていない」

マミ「『他の魔法少女』? 今、他の魔法少女って言ったの?」

QB「……そうだね」

マミ「私と浅古さんとその魔法少女のほかに、この街に魔法少女がいるってことね? 最近増えたの? どうして言ってくれないのよ、もう……」



QB「ボクの使命は、願いのある者と契約することだからね。伝える前にも増えることはあるよ」

QB「いつか、マミとも会うかもしれないね。その時はよろしく頼むよ。また仲間が出来るかもしれないからね」




―6日目終了―


小巻 魔力[95/100]  状態:正常
GS:3個
・[100/100]
・[100/100]
・鳥かご[100/100]

◆ステータス
[魔力コントロールLv3] [格闘Lv2]


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