【ウマ娘】小さなトレーナーと白い奇跡【みどりのマキバオー 】
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28: ◆Nsqe9nXw7g
2021/08/07(土) 23:53:19.11 ID:H/R4DuwY0
 昼休みにもなると、トレセン学園内の学食はウマ娘たちで大いに賑わう。自動車並みのスピードで走る彼女たちにとってエネルギーの補給という意味でも食事も立派なトレーニングの一環である。また、年頃の女子ということもあり、大半の生徒たちは学友、ライバルたちと会話に花を咲かせるのだ。

 ただし、一部例外もいる。一人黙々と食事に徹したいと思うものもいれば、人付き合いが得意ではなく基本的に一人が好きというものもいる。エベレストのように聳え立つ白米とおかずを瞬く間に食べ終え、おかわりへ向かっているオグリキャップや隅っこで身を竦めるように食事をしているライスシャワー。気恥ずかしそうにウィニングチケットとビワハヤヒデから少しだけ離れた場所に座っているナリタタイシン等がその部類だ。

 復学してからはマックイーンも周りを避けるように一人で食事をしていた。最初のうちは多くのウマ娘が心配して話しかけてきていたが、近寄り難い雰囲気を放っているマックイーンに萎縮して今ではその頻度は減っていた。しかし、今日はいつもと違っていた。


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