男「5億人ボタン? 俺が5億人になったところで何の役にも立たないだろ」
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11:名無しNIPPER[saga]
2021/07/31(土) 20:29:21.21 ID:MGXJ8tP20
男(知識と肉体は備わった……後は社会的成功を収めるのみ)

男「となると……やはりビジネスで名を上げるに限る」


以下略 AAS



12:名無しNIPPER[saga]
2021/07/31(土) 20:31:49.65 ID:MGXJ8tP20
秘書「社長、お茶が入りました」

男「ご苦労」

男「……」ゴクッ…
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[saga]
2021/07/31(土) 20:34:47.38 ID:MGXJ8tP20
男「国民の皆様!」

男「私が政治の世界に入ったあかつきには――」

男「老若男女、全ての人を平等に扱い――」
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[saga]
2021/07/31(土) 20:36:51.80 ID:MGXJ8tP20
男「ついに国のトップになった……」

男(今の俺は既に、まず確実に世界のベスト5億に入ってると思う)

男(財力も、権力も、肉体的能力も、俺に敵う奴はほとんどいないだろう)
以下略 AAS



15:名無しNIPPER[saga]
2021/07/31(土) 20:38:42.99 ID:MGXJ8tP20
――

――

男「世界の皆さん!」
以下略 AAS



16:名無しNIPPER[saga]
2021/07/31(土) 20:41:05.53 ID:MGXJ8tP20
男は地球の王としての邸宅で、一人思いをめぐらす。

男(ついに俺は地球の頂点に立った……)

男(今の俺は、誰がどう判断しても、地球一番の人間に間違いないだろう)
以下略 AAS



17:名無しNIPPER[saga]
2021/07/31(土) 20:44:19.35 ID:MGXJ8tP20
次の瞬間、ミサイルが世界中にばら撒かれた。

ミサイルは地球上のあらゆる箇所に飛び、人類を瞬く間に蒸発させていった。

どんな僻地に住んでいる人間も逃れることはできない。
以下略 AAS



18:名無しNIPPER[saga]
2021/07/31(土) 20:46:38.83 ID:MGXJ8tP20
そこへ――

ヒュルルルルル…


以下略 AAS



19:名無しNIPPER[saga]
2021/07/31(土) 20:49:53.72 ID:MGXJ8tP20
男の望みは“新しい世界”を作ること――

しかし、頂点を極めていく過程で男の望みは少し変わっていた。

男は“自身すら介入することのない新しい世界”を渇望するようになっていったのだ。
以下略 AAS



20:名無しNIPPER[saga]
2021/07/31(土) 20:52:22.13 ID:MGXJ8tP20
5億人ボタンの機能は“世界の人類の数を5億人にすること”である。

つまり、もし世界の人口が100億人だったら、95億消すことになる。

そして――
以下略 AAS



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