55: ◆3m7fPOKMbo[sage saga]
2021/09/13(月) 21:28:36.61 ID:v4/Avj0R0
理事長「あら、桜坂さん」
しずく「あ、理事長。そういえばランジュさんなんですけどね、少し元気がないようなので…」
理事長「そうね、仕事が忙しいからかしら」
しずく「はい、なので…ひそひそ」
理事長「なるほど、スクールアイドル部の部室のロッカーに隠れてバァするのね。名案だわ」
しずく「ふふっ、善は急げです」
ランジュ「火災予防ウィーク…そんなのもあるのね。日本は色々だわ」フムフム
栞子「ええ。なので、虹ヶ咲学園では、消火器の他、廊下の各所に放水ホースと水道を設置しています」
ランジュ「それにしてもあの白い悪魔はいないわよね?」キョロキョロ
栞子「おや、どうしたのです?」
ランジュ「例のスクールアイドル同好会部長の事よ! ママに怒られたのもそうだけど、先週は部室に入った瞬間にインク入り水風船が飛んできたし、四日前は愛と果林に声かけて何してるかと思えば練習中に窓から新聞が飛んできてインストラクターが『恐怖新聞だ!』って逃げ出すし!」
ランジュ「その前に至っては施設のスタジオをロックバンド同好会とか軽音楽部に解放してたわね…てか、いつの間にランジュの認可スタンプを複製してたのよ、あの子」
栞子「案外協力者でもいたんじゃないですか? 意外と近くに」
ランジュ「昨日だってエマに勧誘に行ったら璃奈とせつ菜を連れて輪ゴムを次々と撃ってくるし…なんで同好会の子たちはあの子に付き合ってるのよ…あんなの今日が楽しければそれでいいやしか考えられない刹那的快楽主義者じゃない。一番スクールアイドルってものも考えてない気がするわ」
栞子「……その真偽は本人のみぞ知る、かも知れませんね」ぼそり
ランジュ「?」
はんぺん「にゃー」
ランジュ「あら…猫ちゃんだわ。かわいい。おいでおいで」
ランジュ「同じ白でもこの子はこんなに可愛いのに…」ナデナデ
ぷすっ
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