あなた「血果て、羽根尽きるまで」
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51: ◆3m7fPOKMbo[sage saga]
2021/09/13(月) 21:23:07.20 ID:v4/Avj0R0
璃奈「とうっ」千年パズルを首から下げたノースリーブ

璃奈「冥界からの使者、天王寺璃奈」

しずく「璃奈! 助けてラー! ついでにこの入部届にもサインするのラーっ!」

璃奈「大丈夫、ランジュさん。ミアは助ける。ミアは」

ランジュ「いや、ランジュは!? というか、誰か助けてぇ……」

ランジュ「あと、私はここよランジュはここ!」

果林「あら、ミア。バズーカを二発とも誤射しちゃってるわよ」

愛「するとこの…あれ?」

愛「えーと…整理しようか」

あなた「そうだね」

あなた「まず、スクールアイドル部の人が、果林さん、愛ちゃん。ミアちゃんと…そこで彼方さんとせつ菜ちゃんが抱えてるランジュさん」

ランジュ「ちょっとぉっ! ランジュは私よ! それはしずくでしょ!?」

しずく「いーや、ランジュこそ本物ラ! その証拠はこの衣装ラ!」

ミア「確かに本物のランジュだね、ボクが言うから間違いないよ」

ランジュ「よく見たらその衣装本当にランジュのじゃない! 微妙にしずくだとサイズあってない!」

あなた「で、同好会のメンバーが私と、彼方さんと、せつ菜ちゃんと、璃奈ちゃん」

彼方「間違いないね」

あなた「…って、事はえーと…君、誰?」

あなた「ああ、もしかして大串君? あらら、すっかり立派になっちゃって。あの金魚まだでっかくなってるの?」

ランジュ「誰が大串君よ! てか、人をこんなにクリームまみれにさせておいて少しは謝りなさいって!」

あなた「だってミアの誤射だし、私が撃ってないし」

ランジュ「絶対あなたの脚本でしょ、だってあなたこういう自由奔放且つスラップスティックなの大好きでしょ、果林や愛から聞いて知ってるのよ!」

あなた「まあまあ落ち着きなよ。それに、こんな風にもめてたらそろそろ撤収しないとやばいぜ。妖怪制裁ウサギがやってきそうだ」

ランジュ「制裁ウサギって誰よ…あ、わかった。歩夢ね。あなた幼馴染をそんな呼び方しちゃダメでしょうに」

あなた「あっはっは、今を全力で楽しむことも私のモットーの一つだ。2000のモットーを持つ女と呼んでくれ」

せつ菜「五代雄介みたいなものですね」

璃奈「あれ? なにか……」

愛「なに、あれ」


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