21: ◆3m7fPOKMbo[sage saga]
2021/07/31(土) 00:43:53.33 ID:dufJE7X/0
かすみ「海岸沿いはもうやめましょうよ〜、先輩。かすみんごと吹き飛びそうでしたよ〜」
あなた「まさかあんなに風が強いとは思わなかったんだよ…おっと、見なよ、かすみちゃん、横浜ランドマークタワーだ」
かすみ「こうして見るとなかなか大きいですよね」
あなた「そりゃ関東で一番でかいビルだもんね。璃奈ちゃんとしずくちゃんはもう着てるかな?」
かすみ「まあ、りな子は昨日しず子の家に泊まってますからね」
あなた「今日はかすみちゃんも泊まる訳だ。明日は日曜日、楽しい女子会トークを楽しめよ」
かすみ「先輩はいいんですか?」
あなた「いいんだよ、かすみちゃんを背中に乗せてのツーリングもしたかったからね。妖怪廃部姫も載せてるのにかすみんは乗せてくれないんですかーなんてね」
かすみ「地味に似てないです」
かすみ「あとちょっとですけど、少し休憩してきましょうよ。かすみん腕が痺れそうです。先輩に掴まり過ぎると前のめりで転びそうでして」
あなた「ふーんだ。かすみちゃんは私よりデカいですからね」
かすみ「先輩怒らないでくださいよー。飲み物奢りますからー」
あなた「おお、よろしく」
かすみ「先輩、こんな日々もきちんと思い出にしてくれますか? 忘れないでいてくれますか?」
あなた「もちろんだよ、かすみちゃん」
あなた「こんな日々も、会話一つ一つも、全部立派な思い出として魂にも残してる」
あなた(そしていつか屍者の帝国に送られても、その魂が朽ちないように残してくれる命綱であるんだ)
あなた(輝いていく、かすみちゃん達は知るべきではない、ぼくだけに残った――――――だからぼくが屍者の帝国でいずれ朽ち果て無数に転がる灰の一部になっても、かすみちゃん達も覚えていて欲しい)
かすみ「ありがとうございます、一番かわいいかすみんを、ずっと覚えていてくださいよ?」
あなた「もちろんだよ。ようし、そう言っているかすみちゃんにご褒美だ」
あなた「璃奈ちゃんとしずくちゃんには悪いけど、もうちょっとツーリングだ! 日産スタジアムでも見に行こうか?」
かすみ「ちょっとちょっと! 二人を待たせてますから〜! そこまで先輩独り占めしちゃ悪いですよー!」
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