【ウマ娘】トレーナー「なんかループしてね?」スペ「2スレ目です!」【安価】
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859: ◆FaqptSLluw[sage saga]
2021/08/27(金) 18:56:20.18 ID:52at4mF80
「というわけで、俺たちの新たな仲間――ナイスネイチャだ」
「ほー。ここがチーム・エルタニンの拠点ですか〜」
「――チーム・エルタニン?」


 キンイロリョテイが疑問符を浮かべる。

 そう言えば説明していなかったな。


「チームを結成するにあたって、チーム名は最初に決めなければならない」
「へぇ、そんなルールがあったんだな。……で、エルタニンってなんだよ、エルタニンって」
「……過去のチームを見てみると、シリウスとかカノープスとか、星の名前を冠したものが多かったからな。エルタニンも星の名だ」


 りゅう座の中で最も輝く星――エルタニン。アラビア語で「龍の頭」を意味する。

 龍の如く雄々しく、力強いチームにしたいという願いからのネーミングだった。

 さて、気に入るかな――。


「……かっけぇじゃん」
「ネイチャさんはフツーの名前で良かったんですけどねぇ。こう、チーム星! みたいな……」


 好(?)感触のようだ。

 俺はほっと一息ついて、改めてチームについて解説を始めた。


「チームとはまあ、部活動みたいなものだ。所属するウマ娘どうしが研鑽しあうことで、より効果的なトレーニングを行うことを目的としている」
「浪漫があるなあ」
「あとは、まぁ。俺が二人のトレーニングの面倒を見ることになる。これは薄々察してたとは思うけど」
「あ、じゃあ一つ質問でーす」


 ナイスネイチャが声をあげたので、水を向ける。


「脚質とか全然違うと思うんですけど、メニューも同じだったりするんですか?」
「いや、それぞれにあったトレーニングメニューを作成している。安心してほしい」
「……それって、トレーナーさんの負担が二倍になるっていう意味じゃ?」
「承諾済みだ」


 ひえぇ、とナイスネイチャの口から声にならない音が漏れた。

 確かに負担は二倍だが、それ以上にメリットもある。

 スポーツなどの運動を行う際、グループの人数が多ければ運動のパフォーマンスが向上する。

 純粋に一人で行うよりも寂しくない、と言うのもあるだろうが、誰かが居ると気合は入る。

 だからこそ、俺はチームを組むことを決断した。……キンイロリョテイをURAファイナルズに導くために。


「……ともかく、明日からトレーニング開始だ。よろしくな、二人とも」

―――

このあとにチームについての詳細な仕様について記載します。
 
参考文献
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjspopsy/39/2/39_2012-1120/_pdf
https://www.titech.ac.jp/news/pdf/tokyotechpr20190219_takagi_esk7ijo2.pdf


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