エルシィ「私だけが望むセカイ」
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97:昨日は珍しくミスしなかったと思ったら1箇所変な所を発見して萎えてる[saga]
2021/08/06(金) 03:10:11.42 ID:0ySTqRvI0
ディアナ「はぁ…はぁ…」ダダ…

ガクッ

ディアナ「っぁ…」ガッ

ディアナ「はぁ…っ…は…ぁっ…」

天理(ディアナ!)

ディアナ「大丈夫です…この位、何でもありません…」ヨロヨロ…

ディアナ「それより…早くここから出ないと…」ダダッ

天理(窓とか…壁壊して出られないの?)

ディアナ「無理ですね、結界が張られてる…私力ではとても破れません」

ディアナ「さっき窓を開けた時は何でもなかったのに…あの短い時間で校舎全域にこんな強力な結界を張るなんて…」

天理(それじゃどうすれば…)

ディアナ「とにかく逃げましょう。どこか抜け穴か結界が弱くなっている場所があるかもしれません」

ディアナ「仮に無くても何とかできます!どうにかします!」

ディアナ「だから大丈夫、大丈夫ですから!天理っ」

天理(で、でも…)

ディアナ「このまま桂木さんに未練を残したまま死ぬつもりですか!?天理!」

天理(…でも、エルシィさんはどうするの…?)

天理(このまま放っちゃうの?)

ディアナ「…」

天理(さ、さっきのは黒幕が化けたか作った偽物かもしれないんだよ?)

天理(こんなに混乱したまま逃げちゃって桂馬君になんて言えば…)

ディアナ「…もう、奴については忘れなさい」

ディアナ「彼女は最早、私達の手には負えない化け物です」

天理(化け物って……)

天理(そんな…エルシィさんが……)

ディアナ「……」



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